ラボへの参加

現在チームの予算によるスタッフ募集はありません。新しい募集が出次第、告知いたします。

学振研究員の受け入れを随時募集しております。また、理研内の特別研究員という制度もあります。学振や理研基礎特別研究員の受け入れ先として私たちのチームに興味をお持ちの方は、下記をご一読のうえ、まずはお気軽に柴田までメールでご連絡ください。応募の前に、メールやスカイプでまずは情報交換や相談をできたらいいなと考えています。学振の応募書類を書くのは大変なので、その前に環境や条件、研究プロジェクト、お互いの考え方などがわかるといいなと思うのです。マッチがないとわかれば書類を書く手間や待つ時間を短縮できるし、どんな風にマッチしそうかわかれば、応募書類も書きやすくなると期待しています。

学生の受け入れも積極的に行います。興味のある方は柴田までメールでご連絡ください。国内の学生受入については、このブログ記事が参考になります。夏季インターンシップ制度博士課程の留学生受け入れ制度もあります。

研究内容

本チームは、脳の潜在的・顕在的な情報処理過程の相互作用に主に焦点を当て、ヒトの高次認知機能や学習を支える脳基盤に迫るという目標を掲げます。これまでの研究(Publicationsページを参照)において、柴田は主に潜在過程と学習の脳基盤を対象にした研究を行ってきました。理研CBSでは、この潜在過程と学習の研究を踏襲しつつ、潜在過程と顕在過程の相互作用、そして高次認知機能に踏み込んでいきます。柴田はこれまで視覚を主に扱ってきたので、基本的には視覚の実験系が多くなる見込みですが、加入いただける方のバックグラウンド次第で、他の感覚モダリティや記憶、身体運動の実験系も構築可能です。すでにさまざまな研究アイデアを準備していますが、チームの方向性に合致しておりかつ重要だと認められる内容であれば、提案も歓迎です。

現在使用予定の実験手法は、以下のとおりです。加入いただける方次第で増やしていく可能性もあります。新たに必要になる実験機材は、その都度購入予定です。

  • 視覚心理実験(主にMatlab + Psychtoolboxで実装)
  • 眼球運動測定(Eyelink 1000+)
  • バーチャルリアリティ(VR)機材を用いた行動実験(Unityなどを用いて制御)
  • 磁気共鳴画像法(MRI)による脳機能計測(主にMatlabとSPMを用いて解析、BrainVoyagerやFreesurferも使用)
  • 磁気共鳴分光法(MRS)による神経修飾物質測定(主にMatlab + GannetやLC-Modelを用いて解析)
  • fMRIを用いたニューロフィードバック(主にMatlabによって制御)
  • fMRIデータに対するマルチボクセルパターン解析(主にMatlabによって実装)
  • 計算モデルを用いたコンピュータシミュレーション(主にMatlabによって実装)

研究環境

  • 実験室の環境:行動実験のための防音室が10部屋あります。単純計算で研究員ひとりに付き2つ程度の実験室を使用いただけます
  • MRI施設:居室のある建物の地下にMRIがあり、徒歩1分以内でMRIにアクセスできます。MRIは3TのSiemens Prismaで、心拍などの生体反応の同時計測、リアルタイムファイル処理システムなどが完備されています。また、2020〜2021年にかけて7TのMRIマシンも導入される予定です。MRI支援ユニットがあり、MRI技術の開発やMRIデータの解析に関わるスタッフも充実しています。ビッグデータ解析のための計算機環境も構築中です
  • サポートスタッフ:事務関係のお仕事をしていただくチーム付きのアシスタントがラボに在籍しています。それとは別に、理研内には研究費や研究環境構築に関するサポート部門もあります。研究員の方は、他の雑務は最小限で、研究に集中して打ち込んでいただける環境です
  • 指導体制:本チームは2019年の10月に立ち上がったばかりで、数年は少人数で研究を進めることになる見込みです。そのため、ディスカッションや技術・論文指導のために十分な時間を確保できます。チームの研究を早く軌道に載せるのが最重要ミッションなので、柴田も最大限サポートします
  • 理研CBSのメリット:理研CBSは、国際的に見ても、認知神経科学分野のトップ研究機関のひとつです。インパクトのある重要な知見を継続的に発信しているチームがいくつもあり、研究を支えるサポート体制も高水準です。ヒト・マウス・サル・計算論の研究チームが情報交換をしつつ、ノウハウを共有しながら研究を進めています。また、世界のトップ研究者によるセミナーを毎週のように聞くことができます。CBS内のポスドクアソシエーション、リトリート、サマースクールなど、人脈形成や学びの機会も数多くあります。あと、個人的な感想ですが、食堂のクオリティがとても高いです(値段も安い)。キャンパスは緑におおわれていて、散歩にも適しています
  • 最寄り駅の和光市駅:最寄り駅の和光市駅までは、理研CBSから徒歩で15分くらいです。和光市駅から都心へのアクセスは良好です。和光市駅は私鉄と地下鉄が通っており、15分程度で池袋まで、45分程度で銀座まで出ることができます。最近は都心で勤務する方々のベッドタウンとして注目されているようです。駅前にはスーパーなどが一通り揃っています。2020年4月に駅ビルができて、スーパーやベーカーリー、レストランが増えてさらに便利になりました。駅前を離れればすぐに静かな住宅街になり、大きな公園もあります。和光市駅周辺に住む理研職員は多いようですが、ほかにも東武東上線沿線上の成増や朝霞台から電車通勤、南側の西武池袋線沿線に住んでバス通勤という方もいるようです
  • 研究を進める上で、人間関係とか性格が合う合わないは、とても重要な要素だと思います。本腰を入れて検討する前にメールやスカイプなどで情報交換をし、柴田とストレスなく人間関係を構築できそうか見極めたうえで、検討していただければと思います。僕としては、とにかくお互いにマッチがあって、お互いがハッピーになれそうだと思ったら合意のうえ決める、という心づもりです。​